地震と基本知識
地震の原因
地球は、内殻、外殻、マントル、および地核からなります。このうちマントルの部分が地震の原因を作るとされています。マントルは岩石ですが内部にいくほど高温になっているため、非常に長い時間的スケールでみるとマントル対流という大規模な流れを起こしています。 内部の高温の物質が海洋底の海嶺から地球表面にわきだし、冷えて10km~100kmの厚さのプレートになり、マントル対流に乗って年に数cmずつ移動しています。これが海底を形づくっている海のプレートです。この海のプレートが陸地を形づくっている陸のプレートと衝突すると、海のプレートの方が重いため陸のプレートの下に潜り込んでいきます。これにより陸のプレートが引きずりこまれ、プレートの境目にひずみのエネルギーがたまります。それが限界に達すると元に戻ろうという力が働き、地震が起こります。これが海洋型地震です。
また、これらの蓄積されたひずみのエネルギーがプレートの境目で解消されるだけでなく、プレート内部でも変形が生じて断層(土地がずれてできるくい違いのこと)ができ、地震が発生します。これが内陸型地震です。 |
地震大国の日本?いつ、どこで地震が起きてもおかしくありません
日本は世界でも有数の地震大国。各地で数多くの大地震が発生。
日本列島は4つのプレートが交錯する位置にあることに加え、数多くの活断層が存在しており、世界でも有数の地震大国となっています。1995年の阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)以降も、2000年の鳥取西部地震、2003年の宮城県北部地震、2004年の新潟県中越地震、2005年の福岡県西方沖地震など、日本各地で大地震が発生し、大きな被害をもたらしました。 2007年の石川県能登半島地震、新潟県中越沖地震はまだ、記憶に新しいところです。
自分が住んでいる地域は大丈夫とは言い切れません。
さらに、東海や関東、南海地域では、甚大な被害が伴う大地震がいつ発生しても不思議ではないとされています。福岡、新潟、石川県のように、地震発生の可能性は低いとされていた地域でも大地震が発生したことを考えると、日本ではいつ、どこで大地震が発生してもおかしくはありません。地震大国・日本では、自分が住んでいる地域は大丈夫と言い切ることはできないのです。
地震対策を施した家作りが不可欠です。
残念ながら、地震の発生を正確に予測することはできません。だからこそ、地震による被害を最小限に抑えるためには、地震対策を施した家作りが不可欠なのです。
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地震はマグニチュードと震度で表されます。マグニチュードは地震そのものの規模を表し、震度はそれそれの場所での揺れの強さを表します。震度は震源からの距離や地盤の状態などによってことなります。一般には、同じマグニチュードの地震でも震源から離れていればいるほど震度は小さくなります。
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震度 |
最大加速度 |
地震の揺れ・建物の状態 |
| 震度3 |
8~25ガル |
家屋がゆれ、戸がガタガタと動き、吊り下げた電気が揺れる。 |
| 震度4 |
25~80ガル |
眠っている人のほとんどが目を覚ます。歩行中の人もゆれを感じる。部屋の不安定な置物が倒れる。 |
| 震度5弱 |
80ガル~ |
ブロック塀が壊れたり、耐震性の低い建物では壁などに亀裂が生じることがある。 |
| 震度5強 |
~250ガル |
非常な恐怖を感じる。耐震性の高い建物でも壁に亀裂が生じることがある。 |
| 震度6弱 |
250ガル~ |
立っていることが困難。耐震性の高い建物でも壁・梁・柱などに大きな亀裂が生じることが ある。また、古く、地震に弱い建物は倒壊する恐れがある。 |
| 震度6強 |
~400ガル |
山崩れや地割れが発生する。耐震性の高い建物でもかなり破損するものがある。1~3割程度 の家屋が倒壊や全壊する恐れがある。現行耐震基準で建てられた建物もこのあたりが限界。 |
| 震度7 |
400ガル~ |
3割以上の家屋が倒壊。耐震性の高い建物でも傾いたり、大きく破損するものがある。 揺れに翻弄され、自分の意志で行動できない。 |
(気象庁参考資料による)
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